伽羅 銘:錦の浦

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先日の個展の在廊中に、ある香木をいただいた。
以前から私のぐい呑みを使ってくださっているお客様で、今回また色土バージョンのぐい呑を連れて帰ってくださったのだが、その器をとても気に入ったということで、そのお礼にと香木を私に下さったのだった。その香木とともに4年前に作ったぐい呑も持参されており、久しぶりに作品と再会できた。とても綺麗に使っていただいていて、ひと目で大切にされていることがわかる。獺祭の原酒をこの器で楽しんでおられるとのこと。
さて、いただいた香木について。
和紙に包まれた状態でいただいたのだけれども、すでになんともいえない香りがしている。
包をあけると、木片が現れた。
伽羅 銘:錦の浦 味:甘・苦・酸
そう記された香木、なんだかとっても貴重なもののオーラがすごい。
そして木片から放たれる香りのパワーがすごい。
恐ろしくて使えないが、いつの日かいただいた伽羅に見合う作品ができたら、その時に使わせていただこうと・・・
いや、できたらとか悠長なことを言っていてはいけない、この伽羅に見合う作品を作らねばならない、と心に決めたのでした。
私は皆様に育てていただいているのだと改めて感じる瞬間。
心から感謝いたします。
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by w-youko | 2014-09-09 17:57 | ふと思うこと
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